目次
マンゴーの花から生まれた作品
この作品は、マンゴーの花の優雅な曲線を表現しました。ハワイの朝日をイメージし、明るいオレンジで仕上げていますオレンジはビタミンカラーで元気が出ます♬
ハワイの夏を彩るキルト
マンゴーの果実がたっぷり実る夏をテーマに、豊かな色彩でデザインしました。
マンゴー
ティーリーフの生命力:30㎝×30㎝ミニクッション
この30㎝ミニクッションは、ハワイの神聖なティーリーフ。神話では、Lonoの祝福を受け、邪気を払う力があるとされ、赤と白のコントラストでその力を表現邪気を払う力があるとされ、赤と白のコントラストでその力を表現。
ティーリーフ
因みにLonoとはハワイの神話において重要な神
豊穣と平和の神:
Lonoは農業、雨、収穫、繁栄を司る神とされています。ハワイの農耕文化において、作物が育つための雨や土壌の豊かさを与える存在として崇拝されました。
平和の象徴:
戦いのない平和な時期に結びつき、この時期は戦闘や争いを避け、収穫を祝う祭りが開催されましたLonoに捧げる儀式が行われます。
自然とのつながり:
雷、雲、風とも関連し、自然の力を司る神としてハワイの人々に敬われたとされています。
特徴 | Lono | Laka |
---|---|---|
役割 | 豊穣、農業、平和の神 | フラダンス、植物、芸術の女神 |
象徴 | 雨、収穫、緑 | 花、踊り、創造性 |
キルトデザインへの影響 | ティーリーフや自然モチーフ | 花柄や曲線的なパターン |
文化的重要性 | 収穫祭や平和の象徴 | コミュニティの芸術表現 |
ブーゲンビリアとハワイの自然の調和
鮮やかな色彩で知られるブーゲンビリアは、ハワイの風景に欠かせない存在です。ハワイの神話では、植物や自然そのものが神々の息吹と結びついており、例えば火山の女神ペレや海の神カナロアが自然界を司るとされています。ブーゲンビリアそのものに直接的な神話はありませんが、その鮮烈な美しさは、ハワイの自然崇拝の精神を象徴していると言えるでしょう。ハワイアンキルトに描かれるブーゲンビリアは、そんな自然への敬意を糸と布で表現したものなのです。
ブーゲンビリア
クリスマスローズとは – その特徴と魅力
クリスマスローズ(学名:Helleborus)は、キンポウゲ科に属する多年草で、冬から早春にかけて花を咲かせることで知られています。ヨーロッパでは「冬のバラ」と呼ばれ、12月頃に咲くことからクリスマスのシンボルとして愛されてきました。花言葉は「私の不安を和らげて」「慰め」など、心を癒す意味が込められており、白、ピンク、紫、緑といった多彩な色合いがその控えめな美しさを引き立てます。
クリスマスローズとハワイの融合
ハワイの自然を映し出すハワイアンキルトにクリスマスローズを取り入れることで、冬の花の静寂とハワイの温かみが交錯する独特の魅力が生まれます。ハワイの「Alohaスピリット」—愛と調和の精神—は、クリスマスローズが持つ癒しや優しさと響き合い、季節を超えた美しさを空間に添えます。
クリスマスローズ
ヤシの木
ヤシの木のハワイアンキルトタペストリー – 生命の木の物語
ヤシの木をモチーフにしたハワイアンキルトタペストリーは、ハワイの自然と文化の象徴であるココナッツパームの神聖な魅力を映し出します。このタペストリーは、ポリネシアの伝統と神話を織り交ぜ、空間に生命力と調和をもたらします。
ヤシの木とマウイの神話
ハワイ神話において、ヤシの木の起源はトリックスターであり英雄でもあるデミゴッド、マウイ(Māui)に結びついています。ある伝説では、マウイは怪物ウナギのトゥナ(Tuna)を退治しました。トゥナは村人たちを悩ませる存在でしたが、マウイは魔法の釣り針と石斧を使いこれを倒し、その亡骸を埋めました。すると、そこから最初のココナッツヤシが生え、実をつけたとされています。この物語は、ポリネシア全域で語り継がれており、ココナッツが「生命の木」として崇められる理由を示しています。
ヤシの木の文化的意義
ヤシの木は、ハワイを含むポリネシア文化において、食料(ココナッツの実)、建築資材(葉や幹)、ロープや籠の材料(繊維)など、生活のあらゆる面で利用されてきました。そのため、ヤシの木は豊かさと生存の象徴とされ、神々からの贈り物と考えられてきました。マウイの神話は、この木が単なる植物を超えた存在であることを伝え、自然への感謝と敬意を表しています。