ハワイアンキルトのデザイン集

ハワイアンキルトの魅力は、ハワイの自然をモチーフにしたデザインです。東京のハワイアンキルト教室「プアラニキルト」では、ハワイの文化を感じながら、ポーチやバッグ、タペストリー作りを楽しむことができます。50cmのタペストリーを中心に、マンゴー、スター&シェル、パームツリー、プルメリア、パイナップルのデザインをご紹介します。ハワイの自然と伝統を学びながら、心温まるレッスンを体験してみませんか?

マンゴー

ハワイアンキルト マンゴー
ハワイアンキルト マンゴー

マンゴー

マンゴーはハワイで愛されるトロピカルフルーツで、豊穣と甘美な生活を象徴します。

スター&シェル

ハワイアンキルト スター&シェル
ハワイアンキルト スター&シェル

スター&シェル

星(ホークー):ハワイの夜空とナビゲーション

ハワイでは、星(ハワイ語:ホークー)は古代ハワイアンにとって重要な存在でした。ポリネシアの航海者たちは、星を頼りにカヌーで太平洋を渡り、ハワイ諸島にたどり着きました。特に「ホークーハノ(Hōkūpaʻa)」と呼ばれる北極星は、航海の指針として重宝されました。星は希望や導きを象徴し、ハワイアンキルトのデザインにも星のパターンがよく取り入れられます。

貝殻(カイ):ハワイの海と豊穣の象徴

貝殻(ハワイ語:カイ)は、ハワイの海の恵みを象徴するモチーフです。古代ハワイアンにとって、貝殻は装飾品や道具、さらには通貨として使用されることもありました。特にカウリ貝(kauri shell)は、レイ(首飾り)やアクセサリーに用いられ、豊穣や幸運を願うシンボルとされています。

パームツリー

ハワイアンキルトデザイン パームツリー
ハワイアンキルトデザイン パームツリー

パームツリー

ハワイのヤシの木(パームツリー)にまつわる神話と物語

ハワイで最も代表的なヤシの木、ココナッツパーム(coconut palm)は、ハワイ語で「ニウ(niu)」と呼ばれ、古代ハワイアンにとって「命の木(tree of life)」として大切にされてきました。ヤシの木にまつわる神話や物語を知ることで、ハワイの伝統をより深く感じられます。

カマプアアとペレ:ニウに姿を変えた物語

ハワイの神話の中で、ヤシの木(palm tree)は重要な役割を果たします。火山の女神ペレ(Pele)と猪の神カマプアア(Kamapuaʻa)の物語は、ヤシの木にまつわる有名な伝承の一つです。ペレとカマプアアは恋人でしたが、性格の違いから激しく対立しました。ある日、カマプアアはペレの怒りを逃れるため、オアフ島のカイルア地区でココナッツパーム(coconut palm)、つまり「ニウ」に姿を変えたとされています。この物語では、ニウがカマプアアの力強さと生命力を象徴し、ハワイの自然と神々の深い結びつきを表しています。

マウイと太陽:ニウのロープで太陽を捕まえた物語

ハワイのトリックスター(いたずら好きの神)であるマウイ(Māui)も、ヤシの木(palm tree)にまつわる物語に登場します。マウイは母ヒナ(Hina)のために太陽を遅くする冒険で知られていますが、この物語の中でココナッツパーム(coconut palm)が重要な役割を果たします。マウイはニウの木の繊維(コイア)を使って丈夫なロープを作り、太陽を捕まえるための網を編みました。太陽を捕まえることで昼の時間を長くし、ヒナがタパ(布)を干す時間を確保したとされています。この物語は、ニウがハワイアンの知恵と創造力を象徴することを示しています。

プルメリア

ハワイアンキルトデザイン プルメリア
ハワイアンキルトデザイン プルメリア

プルメリア

ハワイのプルメリア:文化的背景

プルメリア(Plumeria)は、ハワイで最も愛される花の一つで、ハワイ語では「プメリア(Pumelia)」とも呼ばれます。元々は中央アメリカ原産ですが、19世紀にハワイに持ち込まれ、以来ハワイの文化に深く根付きました。プルメリアは愛と美、ポジティブなエネルギーを象徴し、レイ(首飾り)や髪飾りとしてよく使用されます。ハワイアンキルトでも、プルメリアのパターンは人気で、自然の美しさを表現するモチーフとして重宝されています。

プルメリアの色と意味

プルメリアには白、ピンク、黄色などさまざまな色があり、それぞれに意味が込められています。白は純粋さ、ピンクは愛情、黄色は友情や新しい始まりを象徴します。プアラニキルトでは、黄色のプルメリアデザインを採用し、新しい学びの場としてのポジティブな雰囲気を演出しています。

プルメリアとハワイの神話

プルメリアはハワイの神話には直接登場しませんが、ハワイの自然と神々の恵みを象徴する花として、文化的につながりがあります。火山の女神ペレ(Pele)や海の女神ナマカ(Namaka)など、ハワイの神々は自然と密接に関わっており、プルメリアのような美しい花は神々への感謝の象徴として使われることがあります。

プルメリアとレイの伝統

プルメリアはハワイのレイ(lei)作りによく使われ、歓迎や愛情、祝福を伝えるシンボルです。プルメリアのレイは、卒業式や結婚式など特別な場面で贈られることが多く、ハワイの温かい文化を象徴しています。

パイナップル

ハワイアンキルトデザイン パイナップル
ハワイアンキルトデザイン パイナップル

パイナップル

ハワイのパイナップル:文化的背景

パイナップル(pineapple)は、ハワイで重要な文化的シンボルです。元々は南アメリカ原産ですが、19世紀初頭にハワイに持ち込まれ、以来ハワイの農業と文化に深く根付きました。1898年にジェームズ・ドール(James Dole)がドール・カンパニーを設立し、ハワイは世界的なパイナップル生産地として知られるようになりました。パイナップルは「歓迎(hospitality)」と「友情」を象徴し、ハワイの家庭やホテルでゲストを迎えるシンボルとして飾られることが多いです。ハワイアンキルトでも、パイナップルのパターンは人気で、温かみのあるデザインとして愛されています。

パイナップルとハワイの農業

20世紀初頭、ハワイのパイナップル産業は最盛期を迎え、オアフ島やマウイ島に広大なパイナップル畑が広がりました。ドール・プランテーション(Dole Plantation)は現在も観光名所として人気で、パイナップルの歴史を学ぶことができます。パイナップルデザインは、ハワイの豊かな農業の歴史を象徴しています。

パイナップルとハワイの神話

パイナップルはハワイの伝統的な神話には直接登場しませんが、ハワイの自然と神々の恵みを象徴する果実として、文化的につながりがあります。ハワイの神話では、自然の恵みが神々からの贈り物とされ、パイナップルのような甘い果実は豊穣と繁栄を表します。例えば、豊穣の女神ハウメア(Haumea)は、農業と自然の恵みをつかさどる神として知られ、パイナップルは彼女の恩恵を象徴する存在とも言えます。

パイナップルと歓迎の文化

ハワイでは、パイナップルを家の入り口に飾ることで、ゲストを温かく迎える伝統があります。この「歓迎のシンボル」としてのパイナップルは、ハワイのホスピタリティ文化を象徴しております

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